【保存版】カードローンの基礎用語辞典50|これだけ押さえれば安心

カードローン用語を理解しておけばリスク回避にも

 

カードローンを初めて利用する人も、すでに使っている人も、用語の正しい理解をしておくことで誤解を防ぎ安心してローンを活用することができます。一般的に語られる事の多い用語から、日頃聞きなれないものまで最低限知っておくと安心な用語を解説します。

 

ジャンル別・用語早見表(横スクロール対応)

まずは全体像をサッと確認。気になる語は、下の詳細解説で同名見出しを開いてください。

ジャンル 主要用語 ポイント
金利・費用 年利(実質年率)/日割利息/遅延損害金/ATM手数料/無利息キャンペーン 「いつから・何に・いくら掛かるか」を把握
枠・残高 利用限度額(クレジットライン)/極度額/利用可能額/借入残高 枠と残高の動きを常に可視化
返済方式 リボルビング/元利均等/元金定額/約定返済/任意返済/繰上返済 「早く・多く・小刻み」で総利息を削る
審査・与信 総量規制/返済比率・DTI/属性/スコアリング/在籍確認/信用情報機関 申込情報も「信用履歴」の一部
運用・手続 途上与信/増枠審査/解約/WEB完結/即日融資/振込融資 運用の丁寧さが次の審査に効く

 

用語解説(A→Z・全50語)

各項目は定義+現場ポイントで簡潔に。まずは自分に関係する語から読みましょう。

1)カードローン

銀行や消費者金融が提供する無担保の個人向けローン枠。借入・返済を繰り返せるリボ方式が基本。
ポイント:金利・返済自由度・無利息など条件差が大きいので事前比較は必須。

2)利用限度額(クレジットライン)

契約で認められた最大借入枠。審査により個別設定。
ポイント:枠は可変であり、返済実績や年収変動で増減することがある。

3)極度額

商品設計上の上限枠(天井)。その中で個別の限度額が決まる。
ポイント:商品パンフの「最大800万円」は極度額表記のことが多い。

4)利用可能額

現在すぐに借りられる残り枠。= 限度額 − 借入残高。
ポイント:返済すれば即時回復する(反映タイミングは会社により差)。

5)借入残高

今時点の未返済元金。利息はこの元金に対して日割で発生。
ポイント:元金を早く減らすほど総利息は小さくなる。

6)年利(実質年率)

手数料等を含めた実際の金利。上限は法令で規制。
ポイント:表示は(例:年3.0〜18.0%)。適用は審査で決まる。

7)日割利息

1日単位で計算される利息。計算式例:元金 × 年利 ÷ 365 × 経過日数
ポイント:1日でも早い返済が効果的。

8)遅延損害金

約定返済日に遅れた場合の罰則的な利息。通常金利より高い。
ポイント:一度の延滞でも信用情報に記録され、次回審査に不利。

9)利息制限法

貸付金額に応じて上限金利を定める法律。
ポイント:違法な上限超過は無効主張の対象になり得る。

10)貸金業法

消費者金融・信販会社等を規律する法律。
ポイント:総量規制や広告規制、取引ルールを定める枠組み。

11)総量規制

原則として年収の3分の1を超える貸付を禁止する規制(貸金業法)。
ポイント:銀行は法の対象外だが、返済能力の観点から実務上は厳格に運用。

12)返済比率(総返済負担率・DTI)

年収に対する年間返済額の比率。
ポイント:この比率が高いと審査NGになりやすい。

13)リボルビング(リボ)

借入と返済を繰り返す枠型方式。毎月の約定額は一定かそれに近い。
ポイント:任意返済を併用し、残高を計画的に圧縮。

14)元利均等返済

毎回の返済額(元金+利息)がほぼ一定。
ポイント:初期は利息比率が高く、途中の繰上が有効。

15)元金定額返済

毎回の元金が一定で、利息分が上乗せ。
ポイント:初期返済額は重いが、元金減少が速いので総利息は小さくなりやすい。

16)返済期日

毎月の約定返済日。
ポイント:口座残高の前日チェックとアラート設定が鉄則。

17)約定返済

契約で定められた最低返済
ポイント:最低だけだと残高が減りにくい。任意返済の併用を。

18)任意返済(追加返済)

約定以外で自由に行う返済。
ポイント:手数料無料チャネルから小刻みに実行するのが効く。

19)繰上返済

予定より早い一部または全額返済。
ポイント:残高を一気に減らせば、その後の利息の土台が縮む。

20)返済遅延・延滞

約定日に返済できない状態。
ポイント:遅延損害金信用情報のダメージ。優先度最上位で解消。

21)返済シミュレーション

返済額・期間・総利息を試算する機能。
ポイント:任意返済を前提に複数パターンで比較を。

22)無利息キャンペーン

一定期間、利息が発生しない特典。起点は契約日初回借入日
ポイント:借入は遅く・返済は早くが基本。

23)借換(おまとめ)

複数の借入を一本化して金利や管理を改善。
ポイント:事務手数料や期間延長で総負担が増えないかを総額で比較。

24)増額(増枠)審査

限度額の引上げ審査。
ポイント:直近の延滞なし・残高圧縮傾向・収入安定が鍵。

25)限度額引下げ

枠のダウンサイジング。自発的または途上与信で実施される場合あり。
ポイント:使い過ぎ予防や審査対策として有効なことも。

26)保証会社

延滞時に債務を肩代わりし、後で利用者へ求償する会社。銀行ローンで多い。
ポイント:保証会社の審査が実質的なハードルになる。

27)本人確認(eKYC)

オンラインで行う本人確認プロセス。
ポイント:運転免許等+顔認証で非対面完結が標準に。

28)在籍確認

勤務先に籍があるかの確認。電話や書面、Webで代替される場合も。
ポイント:配慮対応あり。事前に時間帯や方法を相談可のケースあり。

29)属性

年収・雇用形態・勤続年数・家族構成等の審査基本データ
ポイント:整合性が最重要。過去申告との矛盾はNG。

30)信用情報機関(CIC/JICC/全銀協)

申込・契約・返済・延滞などの信用履歴を管理。
ポイント:自分で開示請求して確認できる。

31)照会記録(申込情報)

申込時に残る「問い合わせ履歴」。
ポイント:短期に多件数はスコアダウンの典型。

32)スコアリング

審査で使われる統計モデル。属性や履歴から点数化。
ポイント:延滞ゼロ・残高圧縮・多重申込回避が定石。

33)与信

貸してよい金額・条件を判断するプロセス。
ポイント:契約後も途上与信で継続評価される。

34)他社借入件数・残高

他社からの借入の数と金額。
ポイント:件数が多いと管理能力リスクとして不利。

35)途上与信

契約後の定期的な信用チェック。枠の見直し等に反映。
ポイント:常時評価されている前提で運用を。

36)返済用口座

引落や入金で使う登録口座。
ポイント:引落日の前営業日残高を確保する習慣づけを。

37)口座振替(自動引落)

毎月自動で約定額が引き落とされる方式。
ポイント:二重引落防止のため、同日任意返済は時間帯に注意。

38)ATM手数料

ATM利用時に掛かる費用。
ポイント:利息ゼロを目指しても、手数料負けに注意。無料チャネルを優先。

39)提携ATM

金融機関やコンビニとの提携ATM。
ポイント:無料時間帯や回数条件を必ず確認。

40)キャッシュカード一体型ローン

銀行キャッシュカードにローン機能が一体化。
ポイント:便利だが使い過ぎ注意。限度額の見直しを適宜。

41)WEB完結

申込〜契約〜借入までオンラインで完了。
ポイント:eKYCや電子契約対応が前提。

42)即日融資

申込日のうちに入金まで完了。
ポイント:受付時間・書類不備がボトルネックになりやすい。

43)振込融資

指定口座へ資金を振り込む方式。
ポイント:入金時刻と銀行の締切(カットオフ)を把握。

44)暗証番号・本人認証

借入・照会時に必要な認証情報。
ポイント:使い回しやメモ保存は厳禁。二要素認証を有効化。

45)返済計画(アモチ)

毎月の返済額・残高推移を示す表(アモチゼーション)。
ポイント:任意返済の挿入で総利息を試算し直す。

46)返済猶予・リスケ

事情により返済条件を一時的に緩和。
ポイント:延滞前に相談すれば選択肢が広がる。

47)解約(契約終了)

残高をゼロにして枠を閉じること。
ポイント:解約後は再申込・再審査が必要になる。

48)反社チェック/本人以外の利用禁止

反社会的勢力でないことの確認・第三者利用の禁止。
ポイント:名義貸しは重大な規約違反。

49)個人情報保護/同意事項

個人データの取扱いと開示・共有への同意。
ポイント:信用情報機関への登録・照会が含まれる点を理解。

50)コンプライアンス(遵法)

法令・社内規程に沿った運用。
ポイント:広告表記・勧誘・金利運用など、ルールを守る会社を選ぶのが安全。

 

頻出略語・数式のミニ辞典(続きはクリックで展開)

▶ クリックで表示:略語&計算の超要点
略語・式 意味 実務ポイント
DTI(Debt-to-Income) 総返済負担率 年収に対する年間返済額。低いほど有利
日割利息 元金×年利÷365×日数 1日でも早い返済が効く
LTV(Loan to Value) 担保価値比率(参考) 無担保では直接使わないが考え方は重要
APR(Annual Percentage Rate) 実質年率 手数料込みの比較指標

用語で迷わないための実務チェックリスト

場面 確認する用語 チェックポイント
申込前 総量規制/年利/無利息起点/在籍確認 年収の1/3・起点日・確認方法の柔軟性
借入前 利用可能額/ATM手数料/振込締切 手数料ゼロ動線とカットオフ時刻
返済運用 約定返済/任意返済/繰上返済 小刻み返済+終了前の一括圧縮
見直し 増枠審査/借換/解約 総額比較・信用への影響・再審査の要否

 

Q&A(よくある混同を即解決)

Q1. 「限度額」「極度額」「利用可能額」の違いは?

極度額=商品上の天井、限度額=個別に与えられた枠、利用可能額=今すぐ借りられる残り。管理は利用可能額を見るのが実務。

Q2. リボと元利均等はどちらが得?

条件次第。いずれも任意返済で前倒しできる設計にしておくと総利息を抑えやすい。

Q3. 無利息キャンペーンはいつから?

「契約日」起点と「初回借入日」起点がある。借入は遅く・返済は早くが鉄則。

Q4. 延滞したらどうなる?

遅延損害金が発生し、信用情報に記録。すぐに返済猶予・リスケを相談するとダメージを最小化しやすい。

 

用語がわかれば「安く・安全に・通りやすく」

  • 金利・起点・手数料を押さえ、日割で有利に運用。
  • 任意返済+繰上で残高を速やかに圧縮。
  • 申込情報も信用履歴。多重申込・延滞は厳禁。
  • 迷ったら本辞典の該当語を確認し、次の一手を最適化。

 

ローン用語の理解はリスク管理にも繋がります。ここで解説した用語以外にも契約書や、契約時の説明時に分からない事があれば流さずに調べてみる事をお奨めします。多くの場合、金利や支払いに関する主要箇所だけはしっかり理解しておけば問題にならない事も多いですが、規約に書かれている内容も理解しておくと安心です。

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